こんなとこあるんですね

「先日お引き渡しになった家の話」

思い入れのあるご実家の売却でした。

売主さんのお父さんが奥様を喜ばすために建てたお宅で、奥様への色んなこだわりが家中に感じられる、そんな家です。

売主さんのお母様は生前舞踊の先生をなさっていたそうで、大きな鏡が至る所にあったり、舞台が家の中にあったり。
他にも色々なこだわりがあるのですが、全ては奥様のため、家族を喜ばすため、家族への愛がそのまま反映されたようなお家です。

今回の取引は何かに導かれるように、進んでいった気がします。

それはひょっとしたら売主さんのご両親が見守っていたのかもしれません。

なぜなら、買主さんの誕生日とお母様の誕生日が同じで、決済日(引渡し日)がまさにその誕生日だったり。

そうそう、今回の物件のお庭には今時期チューリップやアヤメが咲いていました。

銀行にて取引が終わり、買主さんから売主さんへサプライズプレゼントがありました。この日の朝に買主さんがお庭に咲いていたアヤメを摘んで花束にしていたのです。(粋なプレゼントです)

実はこのアヤメはお母様が大好きだった花で、お母様を喜ばすためにお父様が植えたそうで、舞台の可動式の襖にもこのアヤメが描かれていたのはその理由からだそうです。

買主さんも私もそのお話しは知らなかったので、大変驚いたとともに、そこにいる全員涙しました😭

今回は私自身すごく心に残る取引となりました。
あまりにドラマチックな展開だったので記録としてここに記します。

アヤメの花言葉は
「あなたを大事にします」「よい便り」
だそうです。

まさにお母様への愛情と、買主さんのこれからを象徴するとは思いませんか。

空き家に新しい明かりが灯り、この家の新しい歴史が紡がれていくことを祈念して。