民報サロン6ラウンド目。これにて終了です!読んで頂いた皆さま、本当にありがとうございました!
私が思う最小単位の自治である「町内会」のことについて書かせていただきました。その話流れで(どんな流れ笑)季節柄、お盆の話へ。
私の大好きな高校野球の話題とお盆にまつわる思い出となどなど。
「目指せローカルメジャー」
当然ながら、私たちの生活は多かれ少なかれ「誰か」のおかげで成り立っている。私は今、家も職場もというご縁があり、安積町長久保地区の町内会役員をさせてもらっている。その役員の中でも一番の若手。45歳のおじさんである。
どこの町内会も若い人に参加してもらいたい、と願っていると思う。若い時ほど自分の時間を確保するのに精いっぱいだ。「子育て中だから」「仕事が忙しい」「ただ面倒くさい」など、やらないための言い訳を並べたら山ほどあると思う。だが、そんな言い訳はいったん飲み込み、一歩踏み出して町内会に参加してみると、今まで見ていたまちの風景を違った視点から見られるから面白い。
気にもしていなかった当たり前のことが、実は町内会の皆さんに支えられてこの地域があるんだな、と気付かされる。それは自分事として、地域の安全やコミュニティーの維持に大きな役割を担っている。いわば最小単位の自治である。
先日、ある地域の町内会長をされていた方と話をする機会があった。本人は「そんなことはないよ」と言うだろうが、勇退されてからも地域のことを考えていろいろ尽力している。
「佐藤君もローカルメジャーになれるように、コツコツ地道に頑張っていかないとな!」
「ローカルメジャー? 地域で名の知れた存在ということですか」
「そうそう、ちゃんと地域のことを考え、地域の役に立つ存在になれれば自然と必要とされる。それがローカルメジャーだ」
ビビっときた!キャッチーですごくすてきな言葉だなと思ったし、まさに私が目指すところを一言で言語化していた。野球に例えれば大谷翔平ではなく、高校球児のひたむきで一生懸命なプレーに心が熱くなる。仕事というプレーを通じて、地域に応援してもらえるような存在に、いつかなりたい。まさにローカルメジャーだ。母校ではないけど、震災後、福島代表として甲子園に出場した聖光学院の選手たちの泥臭く、気高く、チーム一丸でプレーする姿にどれだけ励まされたか分からない(すっかりファンです)。
高校野球が始まると、お盆を実感する。決まって高校野球を見ていた。わが家のばあちゃんは敵味方に関係なく、攻撃でいいプレーをすると、「おー、おらおら良く打ったわー!」と、基本的に攻撃のチームの好プレーを応援する。そのため、「おめはどっちゃ応援してんだ?」と、笑いながらじいちゃんに突っ込まれていた。そんなやり取りを思い出す。
お盆はご先祖さまや故人が浄土から現世に戻ってこられる期間とされている。じいちゃん、ばあちゃんは私たちと一緒に高校野球を見ているだろうか。妹は一緒に冷えたビールでも飲んでいるだろうか。そんなことに思いをはせる。お盆には家族や親族が集まり、共に過ごすことで故人やご先祖さまへの感謝と家族の絆を深める機会となっている。家族が集まった時、「もしも自分の身に何かあったらこの家をどうするか」など、普段できない話をして、自分の意思を明確に伝えておくことは一番の空き家対策になる。今年のお盆、そんな話をしてみるのもいいと思いますよ。(郡山市安積町、コノマチ不動産社長)
福島民報 2025年8月13日 朝刊より

上の話にも出てきますが、ローカルメジャーの件の話、本当につい先日の話なんです。
地元の人々に必要とされる、そんな存在になれるよう今後も仕事に、町内会の活動に取り組んでいきたいと思います。